「子供の勉強の遅れがヤバイ気がする…」
「このまま続いたら本当に進学も就職もヤバイ」
といった不登校のお子さんを持つ親御さんに向けての記事です。
お子さんの勉強の遅れに関しては、「取り戻せるのであれば、取り戻すための具体的な行動をするほうがいい」というのが結論になります。
ただ、現実的な問題として、お子さんが勉強したがらないことも多いのが悩みどころですよね。
この記事では、勉強の遅れなできればないほうが良いという主張を前提に、遅れを取り戻す方法まで書いてみました。
理想:勉強は遅れないほうが良いことが多い
現実的な問題として、やはり勉強の遅れはあまりないほうが良い傾向にあります。
- 中学・高校・大学へ進学する際
- 進学してからの授業
などといった部分で、勉強が全くできない状態だと、かなり不利になってしまいます。
不利になってしまうというよりかは、進学した先で勉強についていけずに、また辞めたくなってしまったり、進学を目指す際に学力が必要だけどなくて困ってしまうこともありえます。
また、教養という意味合いでもある程度の基礎学力(特に小学生レベル)はないと就活する際などにも圧倒的に不利です。
ぼくは中学不登校⇒定時制高校に入ったのですが、勉強についていけずに高校でもドロップアウトしかけていました。。。
学校で過ごす大半の時間は、授業(勉強)に充てられるので、やはり本当に基礎となる学力の部分がないと、小学生なら中学で、中学生なら高校で、後れを取り戻すのが難しくなってしまうこともありえます。
勉強の遅れは理想を言うなら、ないほうがいいですね。
勉強の遅れが深刻になりすぎると・・・
特に小学生レベルの学力がない状態で不登校状態がずっと続いてしまうと、勉強系を使った未来の進学~お仕事系はかなり難しくなってしまいます。
というのも、勉強は小⇒中⇒高となんだかんだで続いているベースありきで取り組む内容なので、本当に基礎の部分がないと、取り戻すのがもう困難な状態になることもありえます。
勉強ができない=知的労働の選択肢が圧倒的に狭まるというのは、どうしても避けられない現実なので、親御さんが知っておいてあげて、
- 勉強を工夫してさせてあげるべきか
- それとももう本人に人生の責任を取らせるのか
といったことをご決断されるのが良いと思います。
と、、、少し深刻げに書きましたが、ぶっちゃけなんでもいいってのはありますwなんだかんだでなるようになるときもあるのでww(楽観性もある意味ではだいじです)
勉強の遅れを取り戻してもらう方法とは
まずすごく当たり前なのですが、お子さんに勉強をしてもらうことです。
勉強をすれば、歩みが遅い場合もあれば早い場合もありますが、確実に学力は上がります。
ただ、問題なのは、どのようにして勉強してもらうかですよね。
その場合にぼくがおすすめするのは、
- 分かりやすく
- 継続しやすい方法
という2つを満たすような方法で勉強をしてもらうことです。
特に、通信教育×家庭教師や、通信教育×外部の先生、個別の塾などといったスタイルを推奨しています。
より具体的な不登校のお子さんにとって最適であろう勉強法(勉強スタイル)に関しては以下の記事で深掘りしています。

勉強は変化のキッカケになる可能性もある
教材を買って「やっといてね!」だと厳しいのですが、例えば、
- 家庭教師をつけて週に1~2回簡単な勉強をさせてみる
- 個別塾に行かせて週に1~2回程度勉強をさせてみる
- 学校の保健室でカウンセラーさんと一緒に簡単な勉強をさせてみる
などといったように、勉強というキッカケをお子さんに与えてあげることで、不登校の状況が少し変わることがありえます。
もちろん、確実に上手くいくとは限りませんし、いきなり勉強が好きになって学校にも行けるようになってと一気に改善することはなかなかないです。
ただ、ぼくも不登校の頃にそうだったんですが、変わるキッカケを与えてもらえないと、やっぱり子供自身では変化はできないというのが現実でもあります。
「高校を受験するタイミングだから高校を受験してみよう」
「週に1回まずは塾に通ってみない?とりあえず外に出るって意味で」
などといったキッカケを親御さんから与えてあげることが、お子さんが変化をする第一歩になる可能性があります。
いきなり変化をしなくても、確実に小さく小さく積み重なっていく場合もありますので、「勉強のおくれ」という部分だけでなく、勉強というキッカケを通して本人自身に何か変化を与えてあげられるとすごく良いですね。
まとめ
- 勉強の遅れは現実的にやはりないほうがいい
- 遅れを取り戻すためには分かりやすく継続しやすい方法で
- 勉強というキッカケで不登校を改善できる場合も
といった3行の内容になりました。
いきなりガッツリと勉強をさせてしまっては、挫折の原因になるので、スモールステップで小さく始められると良いですね!